何といっても大自然
見どころはやっぱり大自然です!都会のど真ん中にある緑の空間。後ろには円山という小さな山がそびえたっていて、その麓にある公園。
背景に山があるため、公園内も色とりどりの木々がいっぱいあります。春には桜が咲き乱れ、夏には緑が生い茂り、秋は紅葉がキレイで、冬は白一色にそまります。
そんな春夏秋冬、さまざまな変化をみせる自然が、街の中にあるというのが、円山公園のみどころです。
北海道神宮と隣接してる、敷地内で繋がっているためか、異常なくらい広く感じます。神宮への敷地につながる石でできた大きな階段があるものの、基本的には境界線が林になっているので、気に囲まれた公園という印象ですね。
春には桜が満開!
春になると大きな桜の木で桜が満開になります。その下で花見客がいっぱいになります。ここ数年は開催されてはいませんが、今年は久々に開かれました。
とはいえ、火気厳禁という制限下や5月にしてはちょっと寒い天気が続いたためか、以前のような人ごみではなかったものの、花見客でいっぱいでした。
自粛前は、敷地のあちこちでバーベキューの機材からあがる煙がもくもくとあがり、ビールを片手にわいわい騒いでる人たちでいっぱい。
社会人はもちろん、大学生も多く集まっているので、すご~くにぎやかになります。肝心のさくらですが、白、ピンクの花びらがとっても奇麗なんですよね。
スマホの写真機能で写真を撮る人たちが後を絶ちません。晴れた日には観光客でいっぱいになります。
夏には野球や運動会が
円山公園内には小さなグラウンドがあります。毎年、近くの幼稚園(保育園)の園児たちの、お遊戯や運動会がひらかれていて、小さな子供たちの声で活気づきます。
本番が開かれるずっと前から練習する園児たちの姿がとてもほほえましく、音楽に合わせて踊ったり走ったりする姿を見ることができます。
また、ちょっと離れたところに野球専用のグラウンドもあります。有料のグラウンドなので、事前に予約などしないといけないようですね。
毎週日曜日になると、社会人の草野球チームが朝から他のチームとの練習試合をしたりしています。また、平日にも数人でキャッチボールする姿を見ることもできます。
管理しているのは市なのでしょうが、グランドの整備や周辺の草木の手入れなど、定期的に管理している姿が見られます。
秋は色とりどりの紅葉
秋になると木々の葉が落ち紅葉が見れます。地面に落ちた落ち葉と木には色とりどりに染まった木々の色彩をみることができます。
赤や黄色、オレンジ色の葉っぱが色とりどりに咲いていて、すごーく絵になる風景です。あれほどうるさかったセミの声も静まり、代わりにトンボや池にはアメンボがたくさん泳いでいます。
公園の入り口にある休憩所で、秋に集めたであろう葉っぱや松ぼっくり、どんぐり、木の枝などのを使った展示品などが飾られてあります。
冬は一面真っ白
冬になると広い敷地に雪が降り積もり、あたり一面が真っ白になります。除雪車が入り、雪道を作ってくれますが、それでもまわりは雪だらけ。
腰の高さくらいまで降り積もった雪の中に、雪だるまを作ったり、除雪車が集めた雪で雪山ができあがり小さな子供たちが遊んでいる姿を見ることができます。
池の水はほとんど凍っていて、秋まで見られていた鴨たちは冬眠しているのでしょうか。一部の水路は水が流れたままですが、基本的に冬に動物たちは見られません。
このように、四季折々の風景を見ることの出来る自然いっぱいの公園です。街の中でも自然を感じることの出来る、ちょっとした癒しスポットです。