大倉山展望台
円山公園のすぐ近くにあるというわけではありませんが、大倉山があります。いくつも連なっている山のうちの一つで、円山のすぐ近くにあるのが大倉山です。
車で10分ほどの距離にあるので、それほど遠くにあるわけではありません。円山公園の脇から山の奥地に登っていきます。
登るといっても舗装された道路を伝っていくだけなので、勾配も緩やかですし車や自転車で行くことも全然可能です。
途中、円山球場を通り過ぎ、さらに奥地に入っていっても多くの民家が見られます。緩やかな坂道になっていのでわかりにくいですが、平地から見れば山の中にある民家ってところですね。
街中からみれば、山の中腹にあるくらいの高さです。円山公園から普通に歩いていけるので、山に登っているという感覚が掴みにくいかもしれません。
民家があるといっても、そう不便な場所というわけではないです。それよりも、もうちょっと奥に行くと少し坂の傾斜が急になり民家も少なくなっていきます。まさに山の中の道を登っているという感覚。
そして、少し離れたところに視界が広がっていて大倉山が見えてきます。ちょうど、スキーのジャンプ競技場があるので一目でわかりますよ。
スキージャンプの練習風景も
大倉山といえば、スキーのジャンプ競技場です。着けば一目で目に入ります。僕が行ったときは、ジャンプ選手の練習風景を見ることができました。
選手名と出身校がマイクで放送されて、合図とともに滑り大ジャンプ。着地すると、その記録もマイクで放送されます。大学生や社会人選手が多かったですね。滑り終わったら、リフトで再び頂上に上がっていきます。
リフトで展望台の頂上に行ける
ジャンプの選手が使うリフトですが、練習日以外でも一般開放されています。冬に限らず夏でも運転しているので、料金を支払えば頂上まで昇ることができます。
下から見上げると、凄く高い場所にあるように思えるのですが、リフトであがってみると10分程度で頂上までたどり着くので、それほど高い場所にあるわけではないです。
他の山のスキー場に行ったときには、もっと長い時間をかけてリフトに乗っていた記憶がありますし、その際、頂上なんて見えないくらい遠くて高い場所にあったと思います。
そう考えると、超高い場所にあるというほどでもないです。リフトは大人料金1000円で乗れます。札幌市割引とか高齢者割引、障碍者割引、団体割引などが適用されれば、800円くらいで乗れるはずです。
頂上に着くと、小さな展望台があります。そう広いスペースではありません。3ヶ所に望遠鏡が設置されていて、そこから山の麓はもちろん、遠くに広がる景色を一望することができます。
凄ーく絶景です。遠くの水平線が見てとれるくらい札幌の街並みが視界に広がって、言葉を失うくらいでしたね。リフトで登ってきてみて良かったです。
フレンチ料理が楽しめる
ジャンプ場の下にはレストランがあってフランス料理が楽しめます。フレンチだけあって、手軽に食事できるような料金ではありませんが、だからこそ楽しむことができます。
山の中にあるので、大勢の人が頻繁にくるような場所ではないですからね。ファミレスなんかがあるわけではありません。
ランチは5,000円くらい、ディナーは10,000円くらいの予算があれば、高級フランス料理が楽しめます。山の中にある高級感溢れる場所で、上質なサービスと料理を楽しめる場所ですね。
一度でいいから行ってみたい場所です。行くとしたら、デートの時でしょうね。好きな人と来るのにふさわしいデートスポットです。
冬季オリンピックグッズ
レストランの隣の建物には、オリンピックグッズを売っている売店があります。オリンピックにちなんだ、いろんな商品が売っています。
キーホールダーやTシャツ、小皿、アクセサリー、陶器などの小物類が、オリンピックのロゴ入りで売られています。
また、受付ではリフトの乗車券もここで購入することができます。高さのあるガラス張りの窓からは、ジャンプ競技場が一望できるので、外で生で見るよりも館内で温かくして見ることもできます。